詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
あの花はどこから流れてきたのかと 小さな川のほとりに思う
6
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深谷真雪
春あらし憂える吾を追い立てるごとくに風は猛然と吹く
8
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西村 由佳里
我が孫の孫のそのまた孫たちの住まいはたぶん雲のすぐそば
5
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野吹
見上ぐれば空を流るる桜花惜しむかひなき春を送らむ
14
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へし切
みあげれば梢高きに桐の花すずしくかをる初夏の風
19
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ななかまど
赤かぶの三つを一つに間引くとき小さな苗の小さな命
10
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煩悩
名もない大楠にてひらかれるゆるキャラたちのフリーマーケット
6
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詠み人知らず
花々は咲き急ぐには非ねども人の祭ぞ早まり遅るる
8
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コタロー
我が町の神社詣での大木が風にざわめき葉つぱを落とす
3
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コタロー
誰も来ぬ小さな町の神社にて大きな願い静かに祈る
4
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コタロー
道端に立ちたる小さな野佛に誰が置ゐたか御守り一つ
8
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舞
乙女さえひと世忍べるひとの名をいだき眠むれぬ夜あるものを
9
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葵
さくら色 靴紐結び 駆け出して 先ゆく春に 遅れをとるな
7
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松島悦流
どこまでも落ちていく夜は踊るから見ててわたしのきりもみ落下
6
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北家
いまはただ縁となりし身を歎き水底おもふ莊川櫻
7
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小夏
花びらに坂道で追い抜かれてく正しさで君に勝ってしまった
6
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権五郎
色うつり散りゆく花のかなしさよ散りてぞ結ぶさだめなりとて
8
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クロネコ
花見ては 春を憂いし 思いける 幾年前の 若き時分よ
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KEN
わらべうた誰ぞ歌ふと目をやれば水芭蕉たちせせらぎに咲き
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ことぶき
ご機嫌に歩く子とゆく散歩道 散り落つ花弁 摘まみ上げ笑む
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