灰色猫のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
真っ黒なイケメン鳥がカアと鳴き動けぬ我を横切ってゆく
5
もっと見る
詠み人知らず
来ぬ人を思案するよな顔をして過ぎ行く人を目で追う猫よ
16
もっと見る
裕二
百年前、誰かさんもそう言ったのよ 生まれた時代が悪かったって
6
もっと見る
桐生賄
晴天に 曲技飛行の描画あり 大人も子供も 思わず見とれ
9
もっと見る
たけくらべ
朝靄に烟る里山白茶けて越後の峰に映る我が身ぞ
3
もっと見る
桐生賄
砂掻くは 警察学校生徒達 不明者探し 手がかりあればと
10
もっと見る
Cてふ太夫
秋も暮れ微かに聞こえる虫の音に耳を澄まして夏の夜を偲ぶ
6
もっと見る
千映
老いてゆく日々の早さを気にしてる君の寿命を延ばせばいいの
13
もっと見る
珠海
白菜を茹でる匂いの呼び起こす割烹着着た祖母の背中や
12
もっと見る
野々花
晩秋の冷たき風をしなやかに流し色濃くのこんぎく咲く
13
もっと見る
舞
若き吾れ若き妻あるアルバムの止どまる時の疾くに無情に
11
もっと見る
成瀬山水
紺色のスカーフが知る青春はもっと自由に縛られていた
11
もっと見る
右島絵莉
火のごとく あかあかとして 木に燈る 凍てる朝なり むべ燃えるらむ
6
もっと見る
野々花
手に乗せた枯葉に匂う冬の色 さらって風が南へ渡る
10
もっと見る
詠み人知らず
俗人と違うと威張る俗物の ふつー過ぎてる 朝のトースト
15
もっと見る
千映
要介護四から二つ下がる母嬉しさ半分介護難し
12
もっと見る
愛
昨晩の君が愛しく見えたのは 街灯のせい 今のところは
5
もっと見る
本能寺
うれしやな 胸に積もりし日々の澱 溶かしてくれる うたのわの友
15
もっと見る
もり
ただ先に生き抜いただけそれさえも残ったものの勝手なりゆう
7
もっと見る
さゆ
私たち暮らす日本も同じ世界 どうか神様 世界中に愛を
7
もっと見る
[1]
<<
3904
|
3905
|
3906
|
3907
|
3908
|
3909
|
3910
|
3911
|
3912
|
3913
|
3914
>>
[4551]