灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
寂しきは同級生の数人が背を曲げ歩く姿になった
11
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千映
吾の元気君に上げます少しだけ喜ぶ声は弾んで聞こえる
10
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夢士
数多なる人の名ならぶ名刺入れ遠き昔の思ひで詰まる
17
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矢車菊
あのひとはタッチライトを消すようにぼくを忘れてしまうでしょうか
20
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へし切
いろいろに移ろひたるも黄金なる暮れゆく秋に銀杏舞い散る
20
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さゆ
ありがとう やさしいあめはおちつきます ぼーっとしたいな 心ゆくまで
19
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只野ハル
痩せ細り遺影の面影無き顔に言葉失いただ花を置く
18
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矢車菊
少しずつ秋の別れは濾過されて星のきれいな冬を迎える
28
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恣翁
右の手の人差し指と中指で 軽く交互に卓を叩けり
12
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美津村
永久に残さむ願ひに石に彫られし歌 石も歌も風化しぼろぼろ
6
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あふひ*・○・*
土砂降りにやられたくないそんな夜はハワイアンレゲエに身体を預けて
7
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大さん
はじまりに終わりを見てた いつの日か濁った水は澄んでいくのか?
30
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柏木 月
遙かなるときをめぐりていまここに二人の心かさなりゆくなり
5
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本能寺
今は亡き 父の部屋にて見つけたる カビたアルバム セピア色の祖父
23
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桐生賄
チキンカレー すりおろしりんご 鍋投入「甘辛、美味しい!」嬉しき言葉
8
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コーヤ
風の音一気にもみじ色づいてカサコソおしゃべり紅の庭
13
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コーヤ
紅葉が冷たい風に吹かれ散り電飾色づく季節となりぬ
12
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詠み人知らず
つま先に雨が滲みこむ靴でさえ 楽しみたいと 思う日もある
24
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右島絵莉
君の笑み いつもよりずっと 明るくて 重い桃色 脳を染めるよ
6
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右島絵莉
白妙の 雲のたなびく 彼方には 民の血潮が 迸るかな
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