いちにのパッパのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
文字だけで恋してしまうことがあり 君もそうなら二人は共犯
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詠み人知らず
突然の 初夏の陽射しに 誘われて はにかむような 白き 二の腕
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詠み人知らず
君のいない 空がこぼした 哀しみが 冷たい頬を 打つ春時雨
27
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ふきのとう
理不尽に命絶たれし母子らの涙の重き誰ぞ償ふ
24
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紫草
花落とし葉陰寂しき樹の下に群れ咲き和む野いちごの花
20
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falcon
五輪とか尖閣とかを持ち出して足元みぬは老害ならん
16
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もなca
散らかった思い出たちを整理して背すじを伸ばしたくなる四月
29
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紫草
工事中迂回の道を示されてわが来し方の迂回路想う
17
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詠み人知らず
無意識に態度を区別していたら迷子になったホントのあたし
23
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木綿
さらさらとこぼれ続けるお砂糖を見ているような恋の終末
23
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三沢左右
濃Blackの珈琲満たるCupにも桜一片浮かべたき春
15
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三沢左右
稲妻の姿の枝に閃光のごとき花弁の桜を夢む
18
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三沢左右
空を知らぬ人らに空をみせむとて桜五分咲き今誇りをり
20
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舞
髪に触れ手に触れ君の名を呼べば人を愛する哀しみの湧く
21
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もなca
久々の君のメールに添えられし君棲む街の桜も見事
15
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聴雨
散りぎはの花それぞれに思ひありて最期の風に託すひと色
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葵の助
春風がうふふと襟足撫でるほどショートカットにしちゃおうかしら
4
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紫草
誰れ住まぬ荒れ屋の庭で木蓮は咲くよろこびの極みを見せり
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しづく
人生の最後に何か食べるなら母のおろしたやさしい林檎
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詠み人知らず
嘘を重ね時を盗んで得た悦びは 等しい量の悲しみを呼ぶ
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