大獏のお気に入りの歌一覧
白亜
夏ゆくと告げし蜩 かなしみは淡く儚く夕映えに消ゆ
24
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白亜
ゆく夏を惜しんで咲くか 百日紅 終焉飾る炎の紅よ
18
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舞
夕陽にも秋の気配の優しげに蝉の骸を揺らし風ゆく
11
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聴雨
風かよひ花より落つる朝つゆはよべの雨かなわが涙かな
14
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たんぽぽすずめ。
朱の散りぬ百日紅らの道なれど堪えて真白き我が百日紅
12
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浅草大将
百ちどりここぞ流れと集けども明日はいづこか野田の玉川
12
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薫智
握ってはほどかれていく君の手は僕の返事を待つかのようで
9
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あそびくも
明暗を隔ち象る影法師わが道を説け日の暮れぬ間に
14
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あそびくも
冷やさうめん居並びすする暮らしこそ押し並みなれどなほ愛しみけれ
19
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あそびくも
ひれ振りし夏の別れのくちづけを水の底だに思ひとどめむ
14
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あそびくも
炎天下やけどの肌に透きとおる薄荷油が夕風を告ぐ
14
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舞
洗い髪乾くも待たず触れる手の濡れるにまかせ夜に溶けゆく
28
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舞
逝く人を偲びて酔わん盂蘭盆会呑みて語るも供養とぞ知る
12
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舞
骨さえも残さず喰いし頃もあり魚一匹歳経るを知る
11
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舞
鉄骨の太く高くと建ち上がる鎚音響け吾れの内にも
8
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舞
八月の 蝉如何に鳴く十五日ただ青空の果て無きと聞く
12
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あそびくも
空蝉の命のままに捩る身の羽を揺るがし出づる歌かな
23
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あそびくも
細瓜の青みづみづし丸かぶり音涼やかに香り立つ夏
49
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白川剛
山の辺を出でて河原に佇めば照り映ゆ白き巌美しも
6
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白川剛
滝つ瀬に神遊ぶらむ遠つ島秋立つ空にうるま思ほゆ
8
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