風橋 平のお気に入りの歌一覧
falcon
君が手の水無月うれしいくとせの思ひ尽きせぬならひなれども
4
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逢
変わらずにいてくれますかと問いかけて「いいえ」を聞かずにふるさとを去る
41
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詠み人知らず
そぼち立つ花にもかげのおくみえて満ちたる月はかけながら落つ
25
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おおみはじめ
すでに灯も消えた図書館入口に赤い首輪の猫はたたずみ
15
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半格斎
南行き傘をかむりし月を背に夜間飛行の点滅は消ゆ
22
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ふきのとう
友の歌読める喜びしみじみと余韻残して電源落とす
26
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浅草大将
花うせてのちの実りに色も香も匂ふぞうれしあを梅のころ
32
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光源氏
十五夜の滿州國に風は吹き王道樂土の夢は消えゆく
9
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白亜
出会わなければよかったと思えぬまま涙 海は碧さを増すばかり
19
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詠み人知らず
うたかたの光を請うて身をやつし碧い涙の海を漂う
7
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悠々
鉄槌ヲチカラノ限リ打チ下ロス工夫ノ如キ歌詠マザラム
14
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光源氏
風の吹く憂ひの島をおもしろく住みなすものは民の心ぞ
6
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染季
助けてと告げずに燃えた星の子は涙に代えて自分を落とし
12
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おおみはじめ
三千の鬨の声かな大原のしじまを破るほととぎすらは
5
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舞
大原に問う人あらばほととぎす夢と応えよいにしえの恋
6
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白亜
駆り立てる、なにかが無ければ走れない 虚ろな理想など 後ろへ棄てろ
6
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きりあ
歌集には花を挿んでおきました開けぬ頁に一輪だけ
20
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ふきのとう
うたのわが一杯のコーヒーとなるなら息抜きにお立ち寄りください
21
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浅草大将
唐ころも絹の白糸つむぐ身にはれて着るべき玉裳やはある
11
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ケンイチ
我のみがアンダルシアの陽に背き霧立つ海の風にさ迷う
23
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