灰色猫のお気に入りの歌一覧
白黎
「眠れない」という言葉を舌の上で転がす君は宇宙を彷徨う
7
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白黎
この心、擦り減らすようなつらいこと あっても眠れてしまうから困る
5
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あんとん
今宵金時 甘納豆を 頬張りながら、辛口ソウル ミュージック
5
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白黎
私には美しさなどはわからない だけど美味しいなめらかプリン
6
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大さん
年二枚 届く葉書が辛いって? その繋がりも恐れているの?
29
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詠み人知らず
最大の敵が神だと知ったとき カミさんだけが 味方になった
20
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千映
山芋のすれた皮膚が痒くなる吾の体芋ごときに負けた
12
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葱りんと
手のひらに ため息ひとつ 吐き出して 丸めて捨てろ 丸めて捨てろ
12
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あふひ*・○・*
飼い犬と拾いし猫等にみいちゃんと声を掛ければ同時に振り向く
12
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詠み人知らず
人は皆誰かの涙に助けられ吾の涙も誰かを掬う
18
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香月春
今だけの瞳これまでの青さを映してもう会えないのだと知る
5
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らぷみ
一度しかない今日この日のこの時の朝の空気を吸って、決戦
8
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珠海
何度目か電車見送り立ち尽くすあまりに重い黒いパンプス
11
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あふひ*・○・*
何年も開けてもいない恋文を断捨離出来ずに今年も往くのか
9
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野々花
控え目な母の一生例えたる枇杷の小花が葉陰に匂う
16
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舞
かたわらに気づけば優しむつみ立つ道祖神ある鄙の道かな
17
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ゆりこ
早朝に野良に餌付けをする人を近ごろ見かけておりません
14
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ゆりこ
君なんだ変換すれば出てくるし予測可能な脳の誤作動
5
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詠み人知らず
活動の総ての素の太陽に ありがと言って 灯油を注ぐ
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恣翁
領せしかど 胡だに旧風容れぬるを イスラム国の いま如何にぞや
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