詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
萱斎院
過ぐ春を追ひゆくきみがうしろ影 散りぬる花の色も変はらず
11
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幸子
一滴のしずくが語りかけてくる水琴奏で波紋揺らして
11
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横井 信
どこへ行く列車なのかと問うてみる朝日に向かい延びる線路に
17
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横井 信
気がつけばいたるところにハナミズキ 赤白並び 仲良く揺れる
11
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夢士
江戸の松時流るるや浜御殿春の陽だまり椋鳥遊ぶ
13
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詠み人知らず
笹の舟 誰の思ひをのせたるや 見守られもせで河のまにまに
16
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KEN
山肌に霞櫻の淡き白初の戀など思ふ行く春
13
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舞
北国の花待つ者の慰めに蕗のとう咲く土筆伸びくる
8
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コタロー
「おはやう」と一年生にハイタッチ黄の旗を振る優しい老人
11
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コタロー
朝シャンの後の散歩のあをぞらの一片の雲あらず廣がる
3
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つちだゆういち
幼き日糊になりたひ願うたは貼りつきたくて繋がりたくて
12
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蔓葵
いづくにか君が植ゑけむたちばなの花こそ知らね風の移り香
9
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ななかまど
木の芽ふき恵みの雨がさあさあと山は笑いてタラ芽の季なり
5
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煩悩
戦友のイーゼル長きピカソの名タックスを待つ白き画布
6
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蔓葵
名も知らぬ真木も朽ち木もむらさきの色にそめゆく山藤の花
14
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灰色猫
いつの世も未来はとっても甘くって叶わぬ夢も味わいましょうね
21
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滝川昌之
いつまでも影に居れぬと東屋の遮る庇を若竹が刺す
23
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へし切
君が身は煙とされば現世の雲居の空に面影を追ふ
22
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舞
消えてゆく日々に虚ろな影を踏みひとり慰む顧りみる夢
9
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吉野 鮎
湧きたちて山はみどりを競ひをり 藤むらさきの彩りに薫る
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