河のほとりのお気に入りの歌一覧
光源氏
さてもなほしぐるるほどに過ぐすともせきてのどめむそそめきの身は
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あそびくも
ぎこちなく歩幅を合はす人を見てけふ咲き初めし桜がわらふ
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菱谷真青木
青空に見つかってしまう消えてしまうこの大切な怖さと弱さ
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菱谷真青木
火星には一人ぼっちのロボットがいるって聞いた。長い夜だね。
7
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菱谷真青木
雨の日の線路に触れてみたときの鉄の匂いが浮かぶ夕焼け
12
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舞
枝々に世界を映す透明な露光りつつ春桜雨
10
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舞
恋しいと言葉にすれば一言を如何に伝えん三十一文字に
15
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舞
子を産みて叱り育てし母老いて笑みつつ歩む吾れの背の後
13
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舞
夢の香の闇に誘うか現つには想うことさえ罪となる君
22
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舞
貴女への想いを浮かべモッキリの苦き呑み干す場末の酒場
6
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舞
ようやっと俺も角ビン呑む稼ぎ嬉しげ酔いし父七回忌
18
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舞
ささやかな家族の夢を背負いつつ今日もまた乗る通勤電車
14
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舞
夢に見る貴女独りの面影も苦しきほどの明かき月影
5
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舞
頬染めて恥じらい立てる早乙女の蕾色付く夜の桜木
7
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紫草
沿線に菜の花つづく春列車 うつら寝過し戻るも楽し
31
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紫草
もの想うひとりの夜は灯りけしゆたかな闇にそっと身をおく
18
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紫草
認知症己のが奇行に苦しんだ姑の友逝く知らせの朝に
6
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紫草
影ぼうし囁やきかける散歩道 月に追われた街灯の下
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詠み人知らず
とめどなく 溢れる涙 胸に落ち 届かぬ空を 希釈してゆく
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詠み人知らず
花明かり切なく翳る吾が胸を求むる君の花いちもんめ
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