コタローのお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
雨降る夜 濡れた路面の輝きにしるべ隠され焦るハンドル
20
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ひよこ豆
落葉がクモ張る糸に捕らわれて風の吹くたび廻り続ける
19
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ひよこ豆
空見上げ月に電気が点いたよと家路を急かす幼き吾子の手
24
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ひよこ豆
細枝に熟れた柿の実ずっしりとバランス保ちその時を待つ
23
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大獏
地下鉄に鳩の鳴き声 疑問符はもの言わぬ波に押され消える
6
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大獏
レジスタンスはテロリストと定義され今日も砂漠に屍を晒す
6
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大獏
目を閉ぢると炭酸の泡がはじけたやうな秋天の空 呑み干す
9
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大獏
腐葉土のにおい消えゆくこの街に家路つらつら秋刀魚が香る
38
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夕夏
かんじからよみときかなへじょしつかいいろはうたなすかけたことのは
4
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夕夏
もてなしはけいごにしたらきゅうくつでおもてなしではうらみたらたら
4
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夕夏
じょしなくてぎょうむすいこうままならずかけたことばでさべつようごか
4
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夕夏
しょうほうにごりんのしょとかひつようなじだいとなりてごうよくせいし
5
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夕夏
なにごともけっていさいごすいそくもおくそくはなしきくにたえずと
3
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秋日好
不老不死よりも友垣戻るなら菊の苦みも甘露となろうに
13
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秋日好
スパイクと呼ばれる脳波の亢進は効果音付き 暗がりの中
10
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秋日好
声楽のセンセは歌の唄えない子どもの気持ちが欠片も見えず
12
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秋日好
陰干しの河豚の風味が口にする幸せ似合わぬ証のように
17
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秋日好
夜更かしをGMTに救われる雨降りやまぬ冬に向かう日
15
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詠み人知らず
子羊の寝たる姿や鎮守杜奉納太鼓黄金の穫り
11
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詠み人知らず
障子窓爪弾く三味の音江戸の粋神田育ちのあの町火消し
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