中野美雄のお気に入りの歌一覧
inosann
「人は何故生きる」の問いの解けぬまま妻子養わんと働きし日々
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みやこうまし
白内障手術のあとで看護師と手つなぎ部屋に戻る幸せ
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秋日好
うんざりとするほど口止めされたからここに声上げ発表しよう
16
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秋日好
知らぬうち枷を付け強いる愛の日はつらきことのみ溜まり血迷う
18
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秋日好
花も鳥も生きているのに不自然に生命維持の仕組みが要るヒト
23
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まあさ
これからの ひとつき半の 雨の日の 過ごし方など 考えてみる
19
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舞
散り濡れた花踏み歩むひとり傘もの思わせて降るこぬか雨
18
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tasuku
携帯の着信音が歌いたる紙飛行機を思い出し折りぬ
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詠み人知らず
女であれば 誰もが物を 嬉しがり ありがたがりて 戴くらめや
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詠み人知らず
伝へれば 困惑顔で身動かず 縫いとめられし傀儡がごとく
16
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詠み人知らず
素敵なり 謝して笑めども 見つめては 直に値踏みを はじむる俗物
16
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詠み人知らず
さ緑の若葉 繁きに一際に 赤き新芽の艶 眩しかり
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詠み人知らず
初夏の風 身に受け歩く コンビニへ 向かふ徑には 深き闇の背
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千映
新婚の旅行で買った木彫り熊我が家飛び出しどこでどうして
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藍子
人生でたった一度の初恋は年輪重ねまだ思い出す
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コーヤ
夏椿 ひかりと共に 夢咲かせ 楽しむ命 夕には終わり
20
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コーヤ
老化かな 忘れしことが 多くなり 都度都度メモる 習慣にする
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石川順一
この柿は若葉を沢山茂らせて吃驚仰天させたいのだな
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灰色猫
幾千の手紙が空から降る夜に郵便ポストは役目を終える
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己利善慮鬼
溜め息を吐くためだけに息をするそうして熱く夜は六月
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