風橋 平のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
二度三度水面を飛んだ小魚へ夜を待ち詫びた飛沫上がりぬ
14
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卯月
Who are you? わたしはわたしもう誰の役に立たなくてもいいのです
4
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櫻日 誠
票の事気にして短歌読めぬならなんで始めた気持ち詠む事
9
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櫻日 誠
なんかいもとびこもうとしたけれどちゅうおうせんはわたしをつつむ
5
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櫻日 誠
胸当ても「血液」だって厭だったあの子に好きと言えない性も
2
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たんぽぽすずめ。
頑張った分だけやはり疲労する人へ季節のカフェをあげたい
23
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芳立
酔ひ痴れて君はだれかに添へばいいぼくが独りで見る月だから
17
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芳立
サイレンの声わたるなりうばはれし春の海より歌ひやまざる
11
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聴雨
まだ青き栗の実みつけ語り出す寡黙な人の記憶のひと日
20
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緋色
自販機の明かりの下でなんとなく家出のわけを考える夏
12
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悠々
朝夕に死をおもふとう君ありて朝夕生きんと願ふ我あり
21
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芳立
夜祭りのあふぎ見やれば人知れずかけたる月の遠きかげかな
13
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蒼井 月子
くしゃくしゃのレシートだけがあの夜のたったひとつの ほんと だった
25
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しずく☆・.…。
凌ぎ難き晩夏を野分が連れ去りて天高き空秋の涼風
353
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詠み人知らず
立つ鳥は跡を濁さず 歌々もみんな私が連れていくから
26
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白亜
白状 自白 告白 白日の下 すべてを晒しても無にはなれない
6
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葵の助
図書館の返却期限は二週間後だが生きてるとは限らない
1
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葵の助
「いっさい」と人差し指を突き出した八本の歯がこぼれる顔で
7
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緋色
飲み慣れたラムネの中のビー玉が涙色とは気付かなかった
31
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紫苑
細葉榕がいぶしこぶしの根に抱けるくさぐさはうつし世の営み
8
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