灰色猫のお気に入りの歌一覧
へし切
冬枯れて木立は風に身をさらしその枝の芽吹く春を待つかな
21
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夢士
板を敷き釜に入りたり湯の匂ひいずこに在りや五右衛門の風呂
12
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只野ハル
さよならの後ソフトトップを開き残り香を風に消すハイウェイ
10
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舶女チェルシー
極寒の運動場に散ってゆく風の子たちのダウンジャケット
6
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恣翁
珍かな 空の女神の覗かする脚線美こそ 黄道光なれ
12
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葱りんと
すぐに指 冷たくかじかむ 冬の業 米とぎくらいは 水でやろうと
10
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あふひ*・○・*
散歩道嚔をひとつしてやれば想ふは遠く揺れる椙の華
11
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只野ハル
入院の不在の父に気付かない母と二人の夕食を摂る
13
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ゆりこ
初めてね 遅れず届く メッセージ 逢ってたときは 忘れてたくせ
9
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只野ハル
炭酸にアルコール入れただけの味だから発泡酒と言うのか
6
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只野ハル
とんど焼きくべるものなど持たぬ故神社の中を覗き過ぎ行く
11
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詠み人知らず
シンデレラ見るたび心磨かれる 貶められても清い生き様
6
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ミミンガ
泣きながら 筆持つその手 ゆっくりと 半紙を滑り 「ゆき」と書くなり
15
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もり
ゆく方に数多の光あるはずでその旅立ちに空を見上げる
11
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ぽむもふ
金曜日!いぇあ!金曜日!いぇあ!明日は休みだ!金曜日!いぇあ!
4
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詠み人知らず
蓮根も牛蒡も孤独に違いない 仲間なんだな 大事に食べる
14
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野々花
スーパーでおつとめ品の苺買いキラキラひかるジャムへとかえる
7
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葉月留美
目が覚めて一人寂しく光浴び身体が叫ぶ温もり恋しと
2
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うめ
宇宙とはこんなだろうか夜明け前 音も光も届かない箱
9
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西村 由佳里
チチュチュチュチュン声に惹かれて見上げれば空に広がる葉と葉と葉と葉
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