詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ぱるむ
戀ひ焦がれ想ひわたりて過ぎぬ日々守る彼方は二十上なり
10
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詠み人知らず
湿り気の混じる空気を吸い込んだ子供が一つ 「あめのにおいだ」
10
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詠み人知らず
意地悪の元は妬みと見破れば憐れみの涌くアナルの小ささ
11
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KEN
ぬばたまの中空走る龍の神祈る姿の穗を照すかな
13
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芳立
杜を灼くけふのなごりも払ふかなひと雨ふりて法師蝉なく
9
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横井 信
幾重にも重なる雲を押し流す風は暴れて僕はよろめく
19
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舞
うす墨の雨には偲べぬばたまのいろ盛る夜の打ち上げ花火
17
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もみじ☆彡
由比ガ浜波に曳かれて夏は往く見送る君に寄り添う日暮れ
15
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カイ
楽しいね笑うあなたは気付かないその楽しさはわたしの我慢
12
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幸子
凄まじい雷雨に日頃の行いを反省バチを当てないでと祈る
19
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只野ハル
俯いて自分の影を道連れに猛暑日の午後歩いて帰る
14
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コタロー
人生は百年時代と云ふけれどさうとも限らぬ著名人の死
9
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芳立
わが道はまへにあるよりなきものを行くべき道に迷ふわれかな
10
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詠み人知らず
オリーブの碧空の青牛窓の海コバルトに染めて夏はゆく
14
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己利善慮鬼
美しい花を咲かせるはずだったアスパラガスに添うマヨネーズ
8
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灰色猫
カルピスへ氷となって飛び込むわあなたの夏を奪ってあげる
17
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灰色猫
リボン付きカンカン帽とワンピース夏のコーデは白が似合うね
17
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KEN
ふたつみつ茜を搖らす雨の音秋の川邊うたたねの後
17
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横井 信
路地裏を曲がれば駅の屋根の上 月を見つけて緩める歩み
21
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バロンマン
初めての欧州旅行に背伸びして三階席にいたオペラ座の夜
9
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