詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
半分はビールを旨く飲めたかでその日の価値が決められてゆく
25
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夢士
一陣の風と雷鳴とどろきて箸放り投げ窓閉め歩く
18
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しずく☆・.…。
家の前 設置されしは 常夜燈 遅い帰りを 仄かに照らす
25
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詠み人知らず
「もう飽きた」否定形から始まって進化を遂げよチキンラーメン
6
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詠み人知らず
見上げれば山肌淡く秋匂う茜の空に裾野果てなき
7
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コタロー
花の香の誘ゐに群れし熊蜂の中に秋蝶ひとつ密吸ふ
16
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詠み人知らず
見苦しい朝日評価と奈良評価我欲に魔ぶれた堕ちゆく先は
15
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アガサ
あふれ出る愛と涙を珠にして 埋めても悲し猫の棺は
11
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横井 信
まだ夏だそう思いたい八月の終わりを告げて涼し風吹く
13
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詠み人知らず
妖あやし夏の名残りを朱に染めて凌霄花の花落つ夕べ
19
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KEN
簪と思へば哀れをみなへし戒名持たぬ苔塚の前
22
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へし切
つかのまの 夢と散りゆく花火かな 人もはかなし 恋もはかなし
27
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蔓葵
秋はまだたつたの山を染めなくにひとりうつろふ君が言の葉
12
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朝野沙耶
生きるため自分殺して耐へ忍ぶ暗く烟つた仮面の街で
13
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詠み人知らず
若蜘蛛の凛といなせな巣に二匹覚悟の小虫風さそう朝
17
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へし切
名にし負ふ 技術も 夢のまたの夢 文殊の知恵も実らぬままに
21
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び わ
朝顔のつるが気ままに伸びていく意思を示して訴えており
8
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横井 信
実りゆく水田を飛ぶ白鷺は僕を飛び越え秋へと急ぐ
17
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詠み人知らず
散りもせで立ち枯れし葉は真っ黒き恨みの炎メラメラ上ぐめり
13
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詠み人知らず
夜は果て 一人の闇を楽しむは 日の見えぬ内 悪さの一つも
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