コタローのお気に入りの歌一覧
芳立
晩秋はながむるままに小夜ふけて風吹きみだす玻璃窓の露
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芳立
霜のおくころを重ねて筋雲のはしる高みをわれは忘れず
4
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芳立
盛りにし花のみ人はしのべども色ふかまれり桜もみぢ葉
7
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芳立
なつかれていつと知られぬたちあふひこむらさきなる君を待つらむ
74
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舞
スマホ見る女子の瞳艶やかに誰と語るやその白き指
8
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舞
水底に吾は溺れる魚なる辞す詩も無く消ゆ泡ひとつ
9
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舞
ペーパーの写真は既にセピア色小さき吾れあり母笑みてあり
12
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舞
逝くひとのその面影を偲ぶ夜はただ悔やみのみ親不孝吾れ
11
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ひよこ豆
丸くなり動くたんびに気合いいる中途半端に寒いリビング
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ひよこ豆
突然に動きを止めて きらきらの瞳が話す 肩にトンボと
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ひよこ豆
足音がガシュカシャゴシュとリズムとる晩秋の路 木漏れ日の中
14
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滝川昌之
知らぬ地で道を尋ねる行く先と別の温みも受け取りたくて
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石川順一
其処此処が痒くて仕方なき時にやはりかくのは指先だろう
8
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石川順一
ポケットに種を忘れてそのままに鍵も忘れて不安感増す
10
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石川順一
生協の車両はシャチホコかぶりたる男の子女の子のイラストがあり
11
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石川順一
玄関の扉を開ければ白き蛾が飛び出し道路にしばし留まる
11
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石川順一
鶺鴒が更地を歩くカップルでこれから何が建つのだろうか
20
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ななかまど
北西の風吹き出せば大根の白きわまりて追って白き使者
5
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ななかまど
年毎に仮装楽しむ人増える秋の終わりの非日常なり
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ななかまど
木末には柿の実一つ初雪の迷うことなし小さき導
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