詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
子供らはいつでも小さき冒險者アスレチックの上まで驅ける
9
もっと見る
コタロー
水面まで池の柳は垂れ下がり風に吹かれて搖るるに任す
10
もっと見る
コタロー
眞白なまこと美し雪柳池をぐるりと吾の歩を誘ふ
15
もっと見る
滝川昌之
仰ぎ見る花で気づかぬ足元に俯くようなスズランの白
22
もっと見る
滝川昌之
束の間の静寂(しじま)に癒える学び舎の鳴らぬチャイムに代わる春鳥
21
もっと見る
灰色猫
誰だっていつかは胸に恋という孤独宿して生きてゆくもの
18
もっと見る
灰色猫
破れてる袋に詰めたどんぐりをぽろぽろ零しトトロをめざす
17
もっと見る
夢士
花桃の咲きて枝垂るる春の風行き交う人の装いあらた
14
もっと見る
夢士
感動す「茗荷竹よと」走り寄る里山のまご僅か五歳児
17
もっと見る
うすべに
ふるさとは海の香りの霞たち 朝陽を透かす山桜花
17
もっと見る
うすべに
銀の波 明石大門をゆく船の 跡追う鳥の目も春の色
13
もっと見る
KEN
戀の事 笑みで繕ふ 人のやう 水の鏡に 寫る川楊
14
もっと見る
行宮偏(仮之名)
瀝青の道 陸橋にさしかかり 雲の早やなく 見ゆ伊吹山
10
もっと見る
もみじ☆彡
人ぞ知る 大和の国の 桜花 散りゆくさまに 魂は在りけり
13
もっと見る
横井 信
真夜中の露天風呂にてひとりきり湯船に落ちる雨音を聞く
18
もっと見る
横井 信
陽は沈み 窓に流れる山蔭のひかりは薄く色を消してく
16
もっと見る
横井 信
今日はもう気持ちを少し切り替えてひとり乗り込むいつもの電車
13
もっと見る
幸子
振り向かず踏むステップは軽やかさみずみすしさの際立ちてあり
11
もっと見る
灰色猫
メビウスの表と裏のふたりではたどり着けない永遠の時
17
もっと見る
灰色猫
指先が炎であったばっかりに焦がしてしまう未来予想図
19
もっと見る
[1]
<<
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
>>
[57]