詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
亡き父の遺影にそっと問いかけるもっとわたしを叱って下さい
19
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さえね
夕さればよき風ふきてささがにの雲ひとつなき七夕の夜
7
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詠み人知らず
思い出になりそな月の傾きてふわっと白む梅雨朝まだき
12
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詠み人知らず
力水つける力士の横顔に負けてなるかと男の意地が
13
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滝川昌之
立ち漕ぎで上った坂は若き坂 老いの下りは加速する坂
21
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可不可
一年に一度の逢瀬このごろは自撮り棒で天の川バックに
9
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煩悩
プールへと飛ぶときに一瞬見えてしまう死後を受け入れる僕なのだ
6
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夕夏
ひなんばしょてきざいてきしょたもくてきしせつつくりてかつようはかれ
4
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夕夏
ながあめにひとやすみのべてたつくさしばしうなだれはれてもえたつ
3
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KEN
たなばたの 飾りを眞似て 女郎花 座敷わらしの 願ひ聞く夜半
13
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falcon
夕映えに染まる運河の金の波汚れちまった水は見えない
9
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横井 信
草むらにふわりと揺れる白蝶と梅雨の合間のひかりを浴びる
14
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へし切
独り身は頼るもやらず頭痛かな眠れぬ夜を過ごす悲しみ
17
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横井 信
降りつづく雨にうつむく向日葵の風を見送る灰色の朝
12
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灰色猫
彦星や織姫さまや地球から祈っています一夜の恋を
18
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可不可
この星を離れ漂ひ拾ったの 昔わたしが書いた短冊
12
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滝川昌之
里芋の葉はいつまでも雨粒をあやしていたい赤子のごとく
21
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コタロー
近所なる家の飼ひ犬吾の顏を覺えてくれて近寄つて來る
7
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コタロー
コンビニの店員さんは外國人慣れぬ仕事を必死にこなす
6
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夕夏
すくとのびるまだけのおもいをたせばちじょうのねがいてんにとどくや
5
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