詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
天空の月と星とのランデブー窓辺に一人見上ぐる深夜
14
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人三昧
老い迫る 水路掃除に 足軋む 夏の立つ日の しかめっ面
6
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詠み人知らず
ゆらいでは堪えきれずに毒漏らす 素のまま世間に身をおく害悪
10
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詠み人知らず
パパ、パパと 纏ふ幼子あしらふは 翼の中に遊ばかすめり
9
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詠み人知らず
邪気の無い ちびっ子の謝意に照れました ほっぺにくれたキスのおまけに
11
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横井 信
子供らが遊具で遊ぶ声を聞き僕は休もう木陰のベンチ
13
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横井 信
水を引く田んぼの隅の草むらを僕が過ぎると蝶は飛び立つ
9
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幸子
狭き道細く矯められ街路樹の真の姿にあらずも健気に
8
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へし切
まだ四月 なれど日差しは照り付けて 衣かへたり夏はきにけり
14
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滝川昌之
気の早い初夏の日差しをたしなめる風が火照った若葉冷まして
20
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千映
膝痛や腰の痛みを感じても花の魅力に体が動く
9
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九條千鶴
死にたさと感じながらも菜の花の蕾見つけて予定たてる日
6
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KEN
みちのくの山萌え登り青霞峰の白雪浮舟の如
13
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このは
酔払いて友人宅に忘れ来し草履がひとつ日向ぼこする
6
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舞
公園に子供ら遊ぶ声を聞きのたり紐とく萬葉の歌
11
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蔓葵
ふる侭に深くなりゆくこころもて春雨の色や野辺にかさねし
9
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ことぶき
瀬戸内を染むる夕日に迎えられ 初めて来たる彼の故郷
12
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千映
スズランの真白き花を人差しの指で揺らして晩春を知る
14
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秋日好
ふるさとのカルスト台地のぐい呑みに ミントとスズランあしらってみる
15
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横井 信
ゴールへとたどり着くまでもう一度 自分の影を追いかけ走る
15
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