藤久崇のお気に入りの歌一覧
へし切
惑ふれど憂き世の闇の無くもがな心の月の雲の晴るれば
31
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舞
うら寒き雨にひとりの夜は更けて冷や酒沁みる吾も落葉
21
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詠み人知らず
電話口 月が綺麗だと笑ふ君 私の月は陰ることない
11
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たけくらべ
夜もすがら夢ばかり見む思ひ寝に枕濡らさで醒むこともがな
24
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詠み人知らず
白菜を干す日輪のやはらかき母の浅漬け思い出したり
23
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watako
目が合えば 私が先に 逸らすから思いは今日も 届かないまま
10
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沙久
「あっ!ミス」と 気付いた瞬間 雨音が 重たくうねる 憎い演出
18
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藍子
私からバトンを受けた我が娘真っ直ぐ進む看護師の道
28
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さゆ
あなたとは会えない時間のさみしさに耐えられるように強くなりたい
10
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麻
八雲立つ出雲の山路ふみ行けば言の葉の色なほかぎりなし
28
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たけくらべ
願はくは人の心を知らまほし目眩く夜の明けきらぬ間に
26
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たけくらべ
まどろまず独り寝る身を如何がせむ凩の夜に人を思へば
25
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たけくらべ
きぬぎぬの我が身を残し発つ人の後ろ髪引く朝ぼらけ哉
23
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たけくらべ
霜月の雨の別れを悔やまずも逢はでやむとは思はざりしを
26
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秋原硯
「久しぶり」打ち込んでみては消し直す汚れなくても思索は積もる
14
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沙久
心臓の奥焦げるほど好きなのに 声かけられずに固まる「うつけ」
20
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たけくらべ
定かには秋の終わりは見えねども冬知らしめる散紅葉かな
30
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沙久
SOS ふさいだ壁を 蹴破れば 言葉に疲れた 骸が眠る
24
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沙久
夕空に ナイフを入れた 一筋の ひこうき雲が 涙腺壊す
25
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沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
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