へし切のお気に入りの歌一覧
日向猫
目の前の鍵を開けたい衝動はその先にある怖さ忘れて
21
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詠み人知らず
夕暮れの空に秋風千切れ雲沈む陽浴びて茜に染まる
1
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みやこうまし
決着は己を恃み生き延びる個人主義大事と漱石はいう
6
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紹益
朝早く 海の彼方に 虹が立つ 今日一日の 無事を祈願す
11
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詠み人知らず
消しゴムで書き直せたら人生を顔のシミさえ消してしまおう
4
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詠み人知らず
あなたとは触れることなき漸近線 いつかは針でつついて繋ぐ
12
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幌深歩露
「じゃあ今度ね」っていつも先延ばしの約束 いつかなんてあるのかな
2
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inosann
玄関に身を寄せ暖を取るごとく話さずなりぬ長男の靴も
19
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紫苑
あまとぶやカリグラフィーの尾のにじむ余白にとほく雨だれのこゑ
10
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詠み人知らず
直したい自分の心潜む「くせ」直せないのが人間でして
7
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小林道憲
その頃は みまかりし児を思い出す 日差しまばゆい十一月のころ
15
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紫草
自信なき己の気持ちの現れか目を瞬だたす五回、六回・・
11
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紫苑
胸ぬちにすわるたぶてを持てあましつつ目のすみにつはぶきの黄
6
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朝がお
入園が決まったからと娘より それだけなのに今日は良い日
4
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沙波るり
仙台に巨人倒るる音がして滲む視界に臙脂色が舞う
4
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こぐまじゅんこ
川柳を娘と二人考える しょうもなさすぎて笑いこける秋
3
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みやこうまし
生きる意味追及するが人生と 太宰を捨てし我が青春譜
16
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詠み人知らず
帰り来る日向の匂う少年の 「今日ね僕ね」を待っているのだ
12
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春咲
下燃えに 焦がるる身をば 嘆きつつ 草津に入るも なほも癒えず
10
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春琴
眠れぬ夜 隣の君は 夢の中 優し寝顔に 募る愛しさ
7
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