灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
文字だけの 君が愛する人たちに 嫉妬しそうな 春を待つ夜
24
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舶女チェルシー
金色の陽の光射し水仙がおやつの時間!とファンファーレ吹く
9
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けら
梅花の爪先ほどに小さくて 口開けてゐる春を飮まんと
11
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舶女チェルシー
とぼけてるバクが食中毒おこすサイケな夢をキャンバスに打つ!
5
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舶女チェルシー
ハジけてる教室に埋まる両足を優しく洗う寺山の歌
6
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千映
春めいておんもへ出たいと言っている広縁で待つ鉢物の花
21
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桐生賄
二十年 着続けている フォーマルを いつか娘に 着て欲しいかな
12
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詠み人知らず
東雲の 光さやけし朝ぼらけ 霜は確かに命をつなぐ
9
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詠み人知らず
フツー人 贋の寛容振り撒けば 気を使いすぎ 胃に穴があく
12
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野々花
日溜まりにそよ吹く風の優しさを結んで開くたんぽぽの花
27
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野々花
頂いた三陸若布味噌汁に散らし生まれる春を飲み干す
13
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詠み人知らず
思い出す「それはあんたの勝手やろ」 ほんまごめんな男なんやて
4
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詠み人知らず
やるせなさ心の置き場 感じれず してやれること さえ感じれず
4
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野々花
気にしない意地悪なんて気にしない風に流して笑ってみせる
12
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詠み人知らず
鐘の音に胸踊らせた日々遠く ガラスに見える他人の女
4
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烏滑稽
今生の 縁絶ちたる 彼の君よ 愛し憎しと 知るは吾のみ
4
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白駒
神に請う浮世の波を進む船 朝日忘れぬ強き心を
6
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朧月
春の唄口ずさみゆく坂道に咲き乱れをりま白き梅は
10
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白駒
この生の十月十日は母にあり眼の先には父の背があり
5
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呉竹の憂き節
吉野川三世に流るるうたかたもよしやとむすぶ心汲みてむ
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