横井 信のお気に入りの歌一覧
鞘森天十里
家路への方角示す細き月 猫待つ家に沈むまでには
9
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滝川昌之
並走の江ノ電は混み自転車の私はカモメのごとく自由だ
21
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ななかまど
冬陽さす窓に見えきて空つつむほわりほわりと冬の末裔
21
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中野洋三
少年は釣り糸垂れて浮き見つめ 時を忘れて今老い見つめ
7
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普徳亭大崇
吹く風は 寒し中にも 照らす日の 温もり浴びて 春を感じる
9
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トウジさん
腹づもり夕の肴に「しめ鯖」と見よう見まねの猫またぎかな
7
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へし切
猫の日と弐の数ならぶ如月の ニャンとも愛し 語呂合わせかな
13
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ガビー
春日さす布団の国の住人は ペットのシュナと編み物の妻
4
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Hatabou
伝染と聞くと病を憂うけど平和な心も伝染るといいのに
6
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KEN
とつくにの 光ばかりの 春想ふかは 風花ゆ 時雨に変へて 虹渡す天
15
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舞
現実の傷知らぬままバーチャルの恋など語る女子高生ら
8
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び わ
口の中歯医者が手入れよどみなく吾身寝椅子でされるがままに
5
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茂作
佛の座 名を唱へては摘む孫の 手にいつぱいの淡きむらさき
21
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深雪
ヘッドライト 一つ二つと行き過ぎる 待つか戻るか決めれぬ角で
3
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夕夏
ぷーちんのめざすたちいちすたーりんうくらいなにはかこのおんねん
2
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うすべに
ふるさとははるか彼方にしりぞいて 坂の向こうにまだ見ぬ峠
14
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夕夏
せんちゅうのにさんかたんそはいしゅつのしんぱいぷらすふっこうじぎょう
1
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鞘森天十里
さらさらと河津桜の咲き出だし集へる鳥の枝木渡るる
11
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滝川昌之
水仕事 雨水過ぎれどなお辛くこの冬二瓶目のオロナイン
20
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広葉樹
使ひ捨てカイロに残る温もりを守りつつ居り我が体温で
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