御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
へし切
いたづらに 時は流れて老いと呼ぶ より添ふ月はあの日のままに
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こるちぞう
空色にゆるく輪を描き雪原を見下ろす鳶の眼の冴え清し
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凌霄花
着メロも春まつ歌に変えました乙女にかえる陽だまりの午後
16
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夏恋
懐かしい歌や詩が我が歴史なり名などないけどかけがえのない
10
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舞
はふはふと 熱き湯豆腐 冷や酒と 喰みつ呑みつつ 静か冬の夜
14
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KEN
朽ち木突く 小啄木鳥の音色 凍て落ちて 雪とまがひぬ 山菅の葉の
16
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横井 信
山の端に一番星が輝いてふいに鳴り出す冬の踏み切り
18
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うすべに
ときおりは雲の切れ間も きまぐれなみぞれに暮れる冬の夕焼け
11
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滝川昌之
入り日延びまだ明け遅き春隣り散歩を探梅と呼んでいい頃
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リクシアナ
寒中を訪ね来たのかパグの仔よ小さき足あと雪に愉しき
14
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詠み人知らず
欲するを俗世に生くる糧として真命の責果たしなむ
14
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舞
恋すれば リラ冷えのほうが 身に沁むと 語る女の バーの片隅
11
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KEN
ランボウの 詞と踊る 中也見ゆ 小雪降りつむ 宵醉ひ痴れて
16
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つばす
枯れ芝に氷雨混じりの冬帳 寄せ鍋炊きて三日月愛でる
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虹岡思惟造
強風に糸唸らせて見えを切る団十郎の絵凧揚がりぬ
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詠み人知らず
雨雫まろむみどり児夢見なる腕に預くる魂のたゆたふ
15
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詠み人知らず
三日月はつかのま雲の陰透きて静に降りぬ夜半の梢に
15
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うすべに
雪の夜の街のしずけさ ささやかに家路いそいだ人のあしあと
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恣翁
雪止みし街はとっぷり暮れ落ちて 夕月いつか懸かりけるらむ
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しきしま
今朝見れば庭に積もれる桜花惜しむ間もなく春や散りけむ
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