詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
虫の音の上に輝く月光にバスは背中を光らせて行く
8
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詠み人知らず
遠近で姿をかえて秋風は半透明に緋色をかくまう
12
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もみじ☆彡
ささら川水音訪ね分け入れば秋密やかに舞う杜鵑草
12
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煩悩
左肩に北斗七星の刺青を施されたのち右利きに矯正される弟
6
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詠み人知らず
後の世も四季の風情の麗しく訪ひ来むや浦安の国
19
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詠み人知らず
他人さまに よりかからざる幸せを 山と抱へて生きて行かばや
13
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吉野 鮎
ふりむけば岬最果て空海の帷裂きゆく三日月の尖
17
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吉野 鮎
水平線ひかりの帶は解かれて上りつつ月 さんごに目覺めを
17
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横井 信
草香る稲刈り終えた水田に小鳥は集い楽しく踊る
12
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みやこうまし
九十で自転車に乗る婆さんに出合いて今日は勇気を貰う
11
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へし切
陽に透ける白き芙蓉の花びらを秋津の羽にかさねてぞみる
25
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詠み人知らず
理不尽に追い詰められて堪えてなお何故に羊は牙持たぬのか
14
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KEN
はたをりの音色も夜ごと細まりて沈む葛原月去ればなお
12
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夢士
里山に響く囃しの笛太鼓 子から孫へと引き継がれ行く
18
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滝川昌之
春の日は名所と呼ばれ花筏 秋「目黒川」にサンマの煙り
23
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千映
カツカレー食む君の顔想像し上弦の月といっしょに歩く
14
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コタロー
滿天の星空のみの空間に太古の智慧の星座が宿る
8
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コタロー
歸り路安永餠を一箇買ひ旅の思ひ出美味で終はらす
10
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舞
街の灯が消えているから星たちがあんな沢山みな輝いてる
11
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藍子
香り立ち琥珀色したアメリカン心に沁みる朝の一時
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