詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
黒雲に一陣の風天が吠え桜舞うなか雨宿りせむ
9
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へし切
仲秋の 名月めでし 都会こそ節電の夜を 雅と変えて
5
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片井俊二
クレヨンの一つひとつに名前書く四月によぎる母の想い出
26
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晴華
アカウント削除した朝 まっさらな春一番に吹かれてゆこう
10
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inosann
食卓は桜の四季をみるような娘、妻、義母の姿麗し
18
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詠み人知らず
肉感も体感もある妄想はどこから「病」と呼ばれるのだろう
10
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夢士
春の海埠頭の風を受け走る六十雀のイレブンに入り
6
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いわお
乙女語の母をようやくうけいれる あなたの青春そんなだったか
4
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いわお
水止める 火を消す 今日は燃えるごみ 短冊貼りて ひとり生きし母
12
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紫(ゆかり)
「夢だけじゃ食べてゆけない」だけど今夢のお陰で息をしている
17
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舞
燗酒の幽かな湯気がこの世へは何しに来たと問いて消えゆく
8
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舞
地蔵にも添えたる花は春色のはにかむほどに新たなる色
19
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浅草大将
風通ふ帆にかの星のみな照りて浪の潮の香匂ふ夜風か
16
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浅草大将
わが背子が召して旨しと宜らしぬれば文月六日は皿菜し思ほゆ
3
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浅草大将
枯れてなほ色優るとも言の葉は花ありてこそ実をや結ばめ
14
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浅草大将
時あらば拙き時調に詠まま欲し大同の岸の花を柳を
4
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inosann
三十年 名に「さん」付けて呼ばれたい妻のこだわり守り続けて
19
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inosann
幾年も話さずなりし長男の安否確かむ部屋の明かりか
32
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詠み人知らず
好感度良しの夫に好感度悪しの吾は頭抱ゆる
3
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ほの香
施設からたまに帰れば おおきにな って京訛りの母の伊勢弁
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