詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
薩埵峠おしえてやりし友よりの富士を写せし年賀が届く
21
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野々花
南より近付く方に教えられ振り向く空に大きな虹が・・・
20
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桐生賄
剣道の 初寒稽古 参加にて 午前七時に 自宅出発
18
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吉野 鮎
容れあへぬ母娘の仕草年毎に似る不可思議をまた容れかねて
10
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烏滑稽
去るを急く 一年とても ふりぬれば 独り形見に 縋りこそせむ
8
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ラベンダー
生きている 今年めでたし 一方で 今日また一歩 死に近づいた
16
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石川順一
複数回胃液を唾と共に出しデンタルリンスで嘔吐は止める
15
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舞
北国に春ぞ待たるる積む雪に独りあなたのあると思えば
15
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藤久崇
むら肝の 心のあらば 恋もせで 憂き身のままに 世を過ごすかは
12
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へし切
カサコソと落ち葉踏みしむ足音の高く響けり寒中の空
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藤久崇
並木辺を 歩みて知れり 桜樹は 今年も春に 花ぞ咲くなる
14
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灰色猫
一人でも僕は生きゆくこの場所で君との約束たがわぬように
24
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灰色猫
雪原にねっ転がって手をかざす何もない空見ていた二人
23
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灰色猫
庭先の睡蓮鉢でひっそりと冠雪を待つメダカたち
24
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沙久
「何事も貪欲に!」という一文でやっと目覚めた闘争本能
18
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林林
一本の大樹になりて地に深く根を張り巡らせてゆく瞑想
29
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沙久
あなたには見せられぬ自分ありますか アンダーグラウンドひた走るような
18
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葱りんと
年明けて 初出勤の 職場では 殿が白馬で 迎えてくれた
16
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澄舟
三が日終えて見返す家計簿にカニの値段がひときわ目立つ
14
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リクシアナ
小吉を綱に結べば桧葉垣に雀さわぎて淡雪ぞふる
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