横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
海底の土筆みたいだチンアナゴ大きく揺れるは春一番か
17
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鞘森天十里
てきたりし戦い終えて手をふるは次会うときぞ師となるなむや
6
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ななかまど
花のもと立ち去りがたし紅梅の香りほのかにわが肌に降る
21
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へし切
老いぬれば野辺の送りもありといへ やはり哀しき 母との別れ
22
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こるちぞう
母親の親指に卷く絆創膏中で口開け笑ふあかぎれ
12
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草木藍
春めけば鳥の鳴く声飛ぶ姿庭に眺めるやはらかき朝
13
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虹岡思惟造
沈丁花赤い蕾は固いまま匂い立つまで今少しの春
11
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みな☆じん
あの日もたしか曇つてゐたと遠き目の伯父のあの日に伯父とゐる叔母
10
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詠み人知らず
ふゆくさの かれにし人は異國の かの地にありて便りなど寄す
3
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詠み人知らず
屆くなば 越えなば越えむ何處とも 友垣のたよりて千里の外まで
2
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夕夏
あいてぃーのぎょうかいすべてじゅんかんぽんぷかねをすったらさんぷせよ
1
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夕夏
にちぎんのきんゆうかんわしょうけんとうしかねはてんかをとおりすぎ
2
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桜田 武
マスク消えゆく学校の休み時間孫の元気な声が聞こえそう
9
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舞
あの頃は出来てた事が出来ないと只それだけの歳の暮れかな
13
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び わ
良く晴れて久方ぶりの畑仕事足腰鍛え二時間精出し
8
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茂作
柔らかいひかり溶かしてまづ春は 薔薇のつぼみを開き始める
14
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鞘森天十里
多摩川の邊で見ゆる富士ヶ嶺は霞に溶けて愈春来る
12
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深雪
星など見えるはずもない こんな夜でもあの日の横顔は心に輝く
8
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うすべに
潮の香のとぎれとぎれに梅かおる 天神さまのみまもる海へ
10
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トウジさん
菰焼きて芝も焼きたる時なれば森羅万象乞ふや青陽
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