藤久崇のお気に入りの歌一覧
月虹
癒されて心はきっとまるくなるメディカルハーブと君の効能
63
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みやこうまし
「早よ死ななあんたが楽にならへん」と言ってた妻は微笑みて死ぬ
30
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まあさ
自信家の君の内なるストレスを午前三時の歯軋りに知る
82
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まあさ
掃除中 ひょっこり出てきた 手紙の中 あの日あの時 私の気持ち
23
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まあさ
過ちをおかす瞬間まで 善良な市民であったということ哀し
22
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灰色猫
憂鬱な気分のときは清流の山女魚となりて雪解けを待つ
28
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灰色猫
構築し破壊されゆく音楽が破壊衝動掻き立ててゆく
17
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灰色猫
遠く遠く渡り鳥のよう届けたい想いがあるんだ見上げておくれ
20
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沙久
わげしても金もねしてもおめのごど「めんけ、めんけ」って育ででだんだ
24
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へし切
孫よ孫 仕草かはゆし目は細むともに遊べば なほいぢらしや
25
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リクシアナ
月冴ゆる夢もうつつも氷点下十五度の道ひた走り行く
26
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たけくらべ
いとしくも思ひ秘めたる吾ならば君の情けの苦しかるべき
28
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灰色猫
延々とあなたが語る話聞く言葉の意味より響きが綺麗で
24
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灰色猫
月面にあなたが残した足跡を天体観測する夕べ
19
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灰色猫
夕立のプレゼントを受け取って輝きはじめる夏のプールは
21
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もなca
悲しみの知らせ届いて冬空を仰げばにじむ友の横顔
20
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藍子
子育ては地域と共にはお題目校門閉ざし挨拶させず
12
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詠み人知らず
温(ぬく)し日とえらんで網戸を洗ひをり老いが追ひかけてくる夫の背中
20
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呉竹の憂き節
何事も憂世はとむる限りなし頼みも捨ても月こそはせね
6
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沙久
この「好き」という気持ち何に代えられる? なんて愚問と虚空を切った
12
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