藤久崇のお気に入りの歌一覧
美津村
職捜し中のアルバイトのつもりが十年を意気地なきままここに勤めし
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灰色猫
「美しいものは美しい」心から素直に言える心が好きさ
24
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まあさ
缶珈琲一本あれば幸せだった 君と二人の山道ドライブ
27
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南美帆
新しい部屋の扉を開いたらかじかむ指を握りしめてね
7
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こゆび
石鹸の泡と去りゆく今日の香りが 君の匂いもそうして消した
10
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こゆび
精霊と鬼ごっこ 暗い森の奥 朝が来ぬよう西へ逃げつつ
9
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ゆうか
葉も散りし木に残りたる柿の実の小鳥を呼ぶ声風のまにまに
17
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村木美月
鳴り響く悲しみ行きの発車ベル何故駆け込んでしまったのだろう
15
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muku-ina
もやもやの胸に炭酸押し込めば泡と一緒に弾けないかな
5
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muku-ina
冬晴れのそこそこ温い縁側も干した布団にかすかに陽の香
6
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桐生賄
人は皆 心に地圖を 持つてゐる 吾は樂しく 足跡殘さう
25
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恣翁
黄昏に佇み 古道を眺むれば 雪を塗せる人 またひとり
26
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舞
みどり児の母に抱かれ安らけく如何な夢みるそのみ胸にて
11
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灰色猫
うたのわのその閉じられし一日は月食おののく古代人のよう
32
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灰色猫
星々の明かりに呼応するようにぽつぽつ灯る村落の火
27
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へし切
みちのくの杜の都は黄昏てけやき並木のひかり彩どり
24
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まあさ
永遠に会えなかったらどうしよう 名前も顔も知らないあなた
35
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みやこうまし
独り発ち何処へ行ったかわが妻よ 黄泉の世界で迷っていないか
26
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リクシアナ
ただしろくしろく広がる雪原に藍の静寂やまぶきの月
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たけくらべ
つらきゆゑ逢はずもがなと思ひぬる情の人を木陰にて見ん
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