詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
澄舟
歌詠むは常に手帖を携帯し感動メモし一首に仕上げよ
14
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澄舟
子供らのさざめく文具売り場にて歌詠むための手帳を探す
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千映
町内の新年会で握手攻め人の輪膨れ笑顔も増える
18
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文月
平和維持の御旗のもとに送らるる みんな誰かの大切な人
7
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文月
古希迎へ長くもあらじ玉の緒の残り幾ばく愛しみてゆかむ
9
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藍子
元気良くトコトコ歩くセキレイを見ては自由が欲しいと思う
13
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藍子
初詣恋愛成就を祈願する母の私じゃご利益無いか
9
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ながさき
ありのまま 自分の生を 謳歌せよ 卑下する必要 寸分も無し
39
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藍子
湯の出ない冷たい水で顔洗ういやでも目覚める病院の朝
14
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海原 真生
小さいの ほんと小さな 人間を 神様の手は 助けるかしら
6
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まあさ
遥かなる希望を胸にゆきましょう 新券包む 酉年睦月
20
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inosann
教科書につづられなかった史実あり 実はこの国すばらしかった
20
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はやみ
文月に女神となりし貴女様棚に手向けし寿ぎの酒
8
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舞
仕事終えカエルコールに「わかった」と妻の声聞き今日の区切りと
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詠み人知らず
大吉の話せしのちチップせば「我が大吉」と喜ばれしこと
13
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詠み人知らず
急ぐわれ振り返り見る境内の仏と空と冬木立かな
14
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inosann
「大丈夫なんとかなるさ」の張り紙にそのつど目の行く部屋の各所よ
19
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詠み人知らず
見上げれば大仏様の唇が目に迫り来て負けそうである
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恣翁
臆病な自負心に因る人見知り 異土に馴染めで 孤客たるらむ
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詠み人知らず
大吉のおみくじ遥か久しくて別れ難きに持ち帰りする
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