詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
荷車に 乗せられゆきし 門松や 寂しけれども また明くる年
18
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まあさ
連休の中日(なかび)の朝のカフェオレも夫にやさしい今年の暦
26
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inosann
デジカメに義母、妻、娘とおさまりて命は確かに受け継がれゆく
29
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恣翁
巴里の冬は 冷たき石の建物と 黒き並木に 侵されためり
16
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舞
北国の彩りならん冬耐える木々には白き雪の花咲く
18
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詠み人知らず
ひび割れた己が指先見つめたる老いゆく母の寂しさ思ふ
17
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灰色猫
時にはさ尖った彫刻になってたら夜の間に砕いて欲しい
23
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灰色猫
この世界いつも眩しく見えるのはいつも心に君がいるから
26
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灰色猫
絵葉書を略していくと美しい一首の短歌が炙り出される
29
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北窓
寂しさも寂しく無さも中くらいコタツ布団のくるむ正月
7
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北窓
ねむることおいしくたべてわらふことできてたはずのごかげつのうた
6
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かりばの星
むなしさに てじゃくの酒 なみなみと とばりの酒は 我をゆらぎに
3
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コーヤ
ガラス越し日向ぼっこで温もれば心までもが温かくなる
23
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コーヤ
年明けてふっくら膨らむ梅蕾冷たき風に身を縮こめる
25
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inosann
大いなる思い違いと知りつつも心高鳴るテレオペ女子に
23
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石川順一
ペイントが新たに成され遊戯具を撮影したき意欲起きたり
19
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更紗
我がままで 頑固なまでに真っ直ぐで 本日父の七回忌なり
17
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夢士
七草の朝に粥食みジジとババ青菜の香り昔を語る
22
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ゆきむし
堕落せし吾が魂の合間より蚯蚓這ひ出づ土塊の如く
6
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絮谷新
曇天の濱に鯨の上がりては香具師渡す編木かな
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