詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
冬にまた出会うためにやり過ごす猛暑日のシロクマの疲労困憊
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バロンマン
庭先に黒揚羽一羽飛来せり蜘蛛の巣を縫う危険飛行で
14
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可不可
人けない頃みはからひ神様が自慢の番犬はなつドッグラン
9
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聴雨
ひたすらに月なき闇の夜は深くかすかに浮かぶ星の瞬き
11
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バロンマン
当然と思う心に影が差す今日と明日は繋がっているか?
11
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ひよこ豆
早朝に昨夜に詠んだ歌をみる稚拙な歌に消したくなって
17
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新座の迷い人
妻聞かす CD曲を 曲選び どんな曲をか 思い悩まむ
6
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詠み人知らず
ナンパなど出来ぬも せめて気を引かむ 部屋の電気を明滅させけり
13
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聴雨
追い縋り鳴く子を諭す母を見て皆それぞれの我慢を思う
11
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舞
前線はオホーツクから大雪を越えて降らせる涼やかな雨
14
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ひよこ豆
夫亡き一人の日々に慣れてきて三度目の盆空は優しく
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聴雨
ヒヨドリの啄ばみ落とす桃の実に黒だかりする蟻眺む孫
10
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恣翁
夏の色 緑に染めて木下闇 油蝉こそ 暑苦しけれ
17
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只野ハル
暑過ぎてサボテンにさえ水をあげなきゃっと思って研ぎ汁を撒く
6
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只野ハル
猛暑日は被災者にもボランティアにも苛烈なるかなこの空の下
14
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聴雨
高みより葦原ながめ子の巣立ちうながし鳴ける親鳥の声
19
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石川順一
油蝉今年は鳴き出し遅いかな数日の差を訝しみけり
20
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石川順一
カラオケにアルコールかな街路樹はクスノキばかりナンキンハゼも
12
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横井 信
1日の言葉を集め覗き込む僕の心に浮かんだかたち
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ななかまど
函館の旧知の友に再会す車窓を具にみかどのかにめし
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