灰色猫のお気に入りの歌一覧
沙久
「経験」は飛び道具になる でも時に足枷にもなる 「進化」の前では
10
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沙久
無力だと痛感しても祈らずにいられぬ空のつながり信じ
21
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裕二
孤独でもあまなつくらいたべられる ちから任せにむいた外皮
4
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鰹鯨
時鳥 ギスギス徒歩で声もでず 強風のなかポツポツと雨
4
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詠み人知らず
絶望の分厚い雲の中心に 楔のように 光が刺さる
21
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出泉あおい
白昼夢、京都タワーの白い肌、君の黒い眼 そらはそらいろ
9
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なかしぃ卿
パリジャンのようにお洒落なキスしたいリップを幾度も塗り直すほど
4
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舞
萌え出ずる銀杏並木のみどり葉の滋養なりけりおぼろ月影
18
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たけくらべ
春なれば花もつぼみの少女さへ相見し人に想ひそめてき
13
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絮谷新
憧憬を閉ざす花環となりて咲く少女の髮に載るジギタリス
8
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中山
君を口からむしゃむしゃと咀嚼して子供産みたいカマキリの恋
2
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へし切
いさをしき心を常に胸に抱き身は枯れるとも想ひは熱く
22
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恣翁
旅枕 窶れて独り東風に佇ち 故郷の花 牡丹を見けり
28
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夢士
山の端に真紅に燃えて沈みゆく夕陽笑ひてお疲れさまと
18
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夢士
荒川の向ふに見ゆる連山に懸かる夕陽や今日の一日
18
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あふひ*・○・*
冬枯れの樹々も芽生えて新緑の色鮮やかさ濃きも薄きも
24
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千映
積み上げしブロック塀の危なさを声大にして知らす義務ある
11
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みなま
ディヴィッドあなたの好きなこの町に桜は咲いて散りゆきました
6
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みなま
ディヴィッド・ボウイと同じ瞳の猫を抱きしめている一月十日
7
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カイ
金曜日お風呂の時間長くなるわたし今週がんばったんだね
6
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