詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
梅花ゆれ風に乗り込み花心君に伝えむ輝く命
23
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秋原硯
センパイの背中に滲む緊張の理由はきつと來年解る
9
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リクシアナ
こんな夜は火を絶やせない氷点下二十度ひかえた星月夜かな
21
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万陽
諍いし 飛び出し見上げる 満月に思い出さるる 亡き母の顔
15
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桐生賄
初めての 国家資格は あと九点 足らず合格 出来なかったと
20
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千映
どんと祭老若男女火の傍にかざすは体の弱気ところか
18
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千葉 甫
衝撃のあって障子の音立てた地震のあとの夜の静けさ
6
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万陽
我が心 映すがごとき 曇天の鼠の雲の 憎々しさよ
14
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藤久崇
峰々の 塞ぐ都は 静けれど 少しみ雪の 通い路もがな
13
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千映
帰郷して親の顔これが見納めと思えば別れ日涙涙で
14
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秋日好
和音にはならないまでも響きあうラとファのように付かず離れず
20
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石川順一
レシートに間違いがある雪が止む短期間降る神の御意思か
11
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秋日好
恋文が候文の時代なら私に伴侶は見つかっていない
15
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詠み人知らず
手洗ひの流し方さへ複雜な都會になんか行けぬと云ふ母
14
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まあさ
左手に麻痺を残したまま励む夫への言葉探す週末
27
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絮谷新
国滅び文明滅び種の滅びゆくほんの刹那の星の瞬き
25
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舞
星ひとつ宵の明星輝きて吾をみちびく家族待つ家
12
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inosann
「明日からまた一人ね」と母ぽつり吾の好物持たせてくれつつ
27
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恣翁
我が宿の窓の梅より漏るる月 寒の闌くるを照らしたるかな
21
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藤久崇
月影や 棘が闇も 清め給べ 君こそ帰る 里の家まで
16
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