詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
現し身を等高線に描かせて鳥海山は白く立ちおり
5
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つばす
冷たさを何度も知るも魅力ある貴方の笑顔貴方のしぐさ
3
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幸子
元旦が賞味期限の納豆が初日のごとくスーパーに光る
15
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滝川昌之
進物の線香は着く頃だろう無念の友の鈴に寄り添え
18
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恣翁
尖りける 夜の空気を 音もなく震はせ 降れる細雪かな
19
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しげ
この道が茨の道と知りながら笑ってみせる君に幸あれ
8
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秋日好
月影に夫婦同時に釘づけの喜寿ピアニスト倫敦来演
12
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つゆふみ
五月雪蝉泣かぬ夏師走にはアイスが売れて季語達は死ぬ
9
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灰色猫
雪の日の雛鳥一羽が君であるその冷たさをそっと包もう
21
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コタロー
山茶花の花の眞下に散り積もる花瓣ひとつハートの形
14
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芳立
迷ひをるわれを物見のまなざしか霜夜に閉ぢぬ星のしづけさ
4
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舞
カムチャッカ生け捕られては一生を吾が食卓に花添える蟹
9
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KEN
今も尚 十字を祕めて 石佛 闇の木隱れ 星を偲びつ
13
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もどり
抱擁はもう存在していないのだ 通勤ラッシュの乗車率にしか
7
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コタロー
ケーキ切るナイフの行方が氣になりてチョコやサンタや大きさなどが
12
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片井俊二
冬枯れの銀杏が春へ芽吹く頃君も見上げるどこかの街で
7
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花散姫
さ霧立ち ひめは眠るか安らけく まほろば線は箸墓過ぐる
5
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花散姫
冷蔵庫 断捨離半ばのゆで卵 ハルシュタットの塩振りて食む
4
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つばす
近づけば遠くに離れ離れればやさしい言葉お前はずるい
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つゆふみ
「真黒な夢を」の吐息が今もなおきこえるAPAのシングルベッド
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