詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ほの香
一世紀 祖母母吾娘の手から手へ 受け継ぎし雛慈しむ春
23
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紹益
あの頃は 自由に歌を 詠めたのに 二十年後に しみじみ思う
13
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桜園
折々の自分の姿をうつしだす過去歌しみじみ読み返してみて
16
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へし切
花のあと春の愁へにつつまるるこころの空に風が吹きゆく
43
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紫陽花6219
澄む水を思わす君の声聞けば我胸のうち騒がしくなり
9
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早百合
「嫁さんになれよ」だなんて 一升瓶飮んでも君は云つてくれない
6
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宮花楓
千切れゆくゴールテープの舞う先にスタートラインの白線を引く
11
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宮花楓
真夜中のキッチンに立ち甘やかに砂糖の崩れていく音を聴く
22
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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河のほとり
さびしやと常は思ひし山里をさくらの雲の底に見るかな
10
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舞
散る時を知りてなを待つ桜かな花咲くまでのときめきの空
9
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舞
手のひらに載せて儚きひと房の枝垂れ桜の薄紅の色
10
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舞
思い出は哀しげな色黒髪の花降る頃に君を想えば
5
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詠み人知らず
なのはなを余白にそえてお弁当おごりの春の乙女のために
5
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大埜真巫子.
ぬるい闇 かきわける霧 さむい空たたずんで ただ 見てきたものたち
23
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桜園
満開の桜の中で逝きし母は心優しく家族愛せり
11
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夢士
野の花を描き手作り春便り二十四本の色の鉛筆
9
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朝がお
いつからか母の背中の小さきに車いすのみ大きく見えて
23
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横雲
雛罌粟や昨日業平今日晶子恋に生きたる一世を偲ぶ
12
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横雲
ふるほどに惑ふ夢路や潅仏会いかにいきむと甘き露汲む
5
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