まあさのお気に入りの歌一覧
絮谷新
疼らぐは懷中時計の刻みかな空の噐に過去の呼び聲
18
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ひかり
春風がほどく真ん中背中から声にならない声を聞かせる
8
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松本直哉
ふはふはの毛におほはれて繚乱の春を待ちをり辛夷のつぼみ
11
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詠み人知らず
君のため生きねばならぬわが犬の顔眺めつつすこし寂しい
19
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詠み人知らず
ひととおりやり終えたいま残るのはなんなんだろう自問する春
19
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石川順一
ブロック塀越しではとても楽しめず白梅僅かな穴より見たり
12
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石川順一
仏の座犬ふぐりなど鑑賞し田圃のゴミもまとめられあり
15
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inosann
ゆくゆくは笑い話になるのかも義母のなくした入れ歯のありかに
20
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詠み人知らず
あんたをさ 死ぬほど好きと言いたくて それで毎日 帰宅するんだ
19
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藤久崇
二千代の 秋津の国を 見そなわし 世々の心を 君は継ぐかな
18
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みやこうまし
認知症誰がなるかも分からない だから私は短歌をいじる
18
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藍子
雪かきをしているそばから降って来る汚れた世情浄化するよう
12
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藍子
石鹸の削られて行くその量が入院生活長きを語る
14
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キュン太郎
広がった 瀬戸内海の青い空 海と繋がり夕日に溶ける
12
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夢士
鵯群れて寒緋桜の枝揺れむ春の陽ぬくし孫連れ歩く
19
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なかしぃ卿
春過ぎてまた春が来て春迎ふあとどれくらい桜見れるか
6
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なかしぃ卿
風まかせ何処に向かふか蒲公英の綿毛見知らぬ場所で根付かむ
11
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ながさき
言の葉は 心に浮かぶ 舟の如 想ひを運び 虚空を翔る
29
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ながさき
方便品、寿量品こそ 尊けれ 永遠の生命の 真実を説けり
13
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千映
絵手紙の道具一式お蔵入り腕前下落の曲線描く
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