詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
銀色の雨にもまして彩りを集めて明く紫陽花の咲く
12
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詠み人知らず
夫偲びポートレートに涙しつ 叶へとぞ祈む異土の女 哀し
16
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沙枝
飲み込んだ言葉ペン持ちしたためる絡んだ糸がほどけますよう
13
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atenah
み衣よ 色深くして 旅立ちよ 関越ゆ人の 背を見たらばや
9
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葱りんと
赤い実が点々々と誘ってる ラズべリー摘んで いつでも少女
14
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ひよこ豆
炎天下 元気無くした葉の傍で生き生き輝く小さなトマト
21
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詠み人知らず
自動ドアひらく涼しき店内に滿ちて溢れる桃の香りが
6
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夢士
電車待つ地下のホームの脂汗筑波のガマに負けじとたらり
19
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横井 信
あちこちの蝉のビートに舞い上がるトンボの見てる緑の世界
13
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只野ハル
湯冷ましの昨夜のお湯に身を浸すジムのプールに浸かりたる如
10
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ななかまど
もこもこと蘭鋳のごと雲湧きて暑き空気の行き場のなくて
9
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夢士
柑橘の白き花咲く夏の日や揚羽舞ひ来て子を預けゆく
21
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滝川昌之
雲がたつ三塁側のスタンドでブラスバンドの一喜一憂
25
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可不可
サクレレモン 輪切しゃぶるか コーラに浮かべて 私はペプシ派
9
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恣翁
沈みぬる夜を 濛々と潜めたる垂水のごとく 火輪落ちなも
21
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千映
二合炊くご飯二夜で消化する爺婆三人元気でござる
12
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縫
あやなして人の言の葉せまほしう 時は夜ならず朝おぼろ明け
3
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西村 由佳里
そよ風を身に受けながら聴いている知らない国の知らない歌を
8
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千映
庭の草這いつくばって取る吾も午後爪赤くし娼婦の気分
9
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詠み人知らず
星のない 黒幕の揺る 空の闇 だから見つけた あの六等星
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