灰色猫のお気に入りの歌一覧
ゆり
くるくると傘を回して笑いあうランドセルの子ら雨の中の子ら
13
もっと見る
西村 由佳里
幼子は飛んで走ってまた飛んで光の粒に守られながら
11
もっと見る
矢車菊
魚の群れ光の模様となりながらいのちは強く疾く翻る
20
もっと見る
矢車菊
なぜだろう風の匂いがなつかしい記憶の入り江まだきみが好き
12
もっと見る
たけくらべ
恋をせば心の内は見へねども乙女の夢は色に出づらむ
16
もっと見る
林林
赤ちゃんのおむつ開けたらぴゅっと出て見てた幼子厠へ急ぐ
15
もっと見る
林林
お布団に眠る嬰児の横に寝て顔をぐうっと寄せる幼子
16
もっと見る
林林
ママ出産一人爺婆に預けられ幼子泣かぬ転んでも泣かぬ
18
もっと見る
林林
君の兄お腹の君をさすっては「あかちゃんきもちいい?」と湯舟で
14
もっと見る
野々花
雨の音悲しい朝は胸の中太鼓みたいに空っぽなのね
13
もっと見る
舞
ながむ間に色を移つせる花腐だす白さみだれに吾も濡れつつ
13
もっと見る
麻
ゆみはりの月夜に思ふぬばたまの熊本城のよみがへる日を
21
もっと見る
inosann
世間にて批判するものされる者まず人としての吾が襟糺す
13
もっと見る
只野ハル
安倍国自民国にしたくないと夏に意思表示せねばならない
5
もっと見る
葱りんと
人恋し そんな夜もある 淋しいと 言えば娘が 抱きついてくれた
9
もっと見る
へし切
世間ではあなたの沙汰をゲスといふ己にあまく他人にきびしい
21
もっと見る
沙久
フェアであれ 甘いよ君と 言われても 異論も投げ合う 「個対個」であれ
11
もっと見る
夢士
静けさを割きて飛び出づオナガ鳥編隊組てカラス追ひをり
12
もっと見る
赤俊雄
きみたちの声を漏れなく聴けるようわたしの耳を調律してくれ
10
もっと見る
光源氏
遠ざかるあはれうらみの影なれば涙の雨はなほ降りまさる
15
もっと見る
[1]
<<
3336
|
3337
|
3338
|
3339
|
3340
|
3341
|
3342
|
3343
|
3344
|
3345
|
3346
>>
[4552]