詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
朝粥の白さに散らす針生姜うすら寒さを辛味でとばす
22
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林林
「おばあちゃん、病院のご飯食べようね元気になっておうちに帰ろう」
24
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林林
「シャッターを押しましょうか」とお向かいの病床見舞う 乙女の笑顔
20
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桐生賄
時々は 帰っておいで 君の部屋 残してあるから あの時のまま
23
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夢士
散髪の襟に弥生の風吹きて桃の節句の夜空冷たき
25
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夢士
水中花孫に見せむと金魚鉢子猫寄り来てのぞき込みおり
33
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守乃みさと.
コカ・コーラ開ければスノーボーダーが現れ滑走 CM通りだ
21
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守乃みさと.
私から勝手に始めたものなので君が勝手に終わらせていい
24
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秋日好
柔らかく吾を包めよ両腕で君の想いの形であれば
21
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リクシアナ
宵の雨センサーライト点灯し竦む猫の子小脇に抱え
11
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野々花
ちらほらと開花の便り届き来る湯船に溶かす桜の香り
21
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南美帆
また走る権利を得たり女子たちは春風に乗り名古屋の街を
7
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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くらら
掌を すり抜け落ちる 水のよに また しあわせが するりと 消えた
14
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くらら
春浅く 寒の戻りに 首すくめ 小雪舞う街 足早に行く
27
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リクシアナ
一葉の好みと聞きし黄八丈 文匣の如結ぶ半幅
19
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千映
母の介護日増しに敬語増えてくる「すいませんね」がなぜか寂しい
96
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リクシアナ
午前五時 早まる夜明け散歩人つきあう犬に安堵の表情が
16
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詠み人知らず
休日の人間不在のオフィスでは 無駄な書類が 高さを競う
21
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野々花
公園を彩る花はまだ無くて遊具ばかりが妙に鮮やか
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