詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
ぺったんと床にお尻を付けながらえっほえっほとダンベルをする
8
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聴雨
まだあをき稲穂ははやも頭垂れ炎暑の風に秋さがしゐる
15
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詠み人知らず
今年またお盆の日には墓地の隅百日紅空咲き竝ぶかな
10
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バロンマン
晴れやかに市場に向かう夏野菜を見送る轍に残されし野菜
11
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朝野沙耶
やれ宵と染むる迫間にあさぼらけ短夜ばかりこひ夜の花
7
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可不可
テスト上位な奴らドヤ顔(に見える)大食ひなら負けないのにな
10
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蔓葵
蚊遣り火の煙の末は知らねどもわれぞひましに下焦がれぬる
20
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千映
燃え盛るサルスベリの名が入らない母の頭の頑固さを知る
15
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詠み人知らず
午後三時ボーイソプラノわが家ネコとっとこかけて来おめざはなぁに
10
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桜田 武
老いる身の寂しさに冷えゆく心気力を求め短歌詠むなり
8
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び わ
よくもまあ働く家内感心すひきかえ吾は昼寝が得意
12
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KEN
蹈み跡も消えて久しき龍神の祠の蓼の紅さへ虚ろ
17
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幸子
ぽよぽよと自在に逃げるきみを追い翻弄さるる卵ご飯かな
11
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夢士
鳴き終えて木陰より出づあぶら蝉ビルの窓枠アチチと落つる
15
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詠み人知らず
誰もおらぬ夜の公園に キュルキュルと 回転ジムが緩く廻れり
13
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詠み人知らず
少しでも やるかやらぬか 選択を繰り返しては決する未来
10
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千映
何回も目を通して歌の良さ気がつく歌の不思議な魅力
9
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詠み人知らず
半べそで 吾見上げくる弟に 窓からそっと葡萄ひと房
15
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幸子
水撒かれアスファルト濡れ立ち上る匂い、涼風 いつかの夕暮れ
16
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己利善慮鬼
落ちていく花火を「恋」と呼ぶことで諦めていた夏の夜の夢
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