藤久崇のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
熱なんてないよ婦人体温計男の熱も計れるのかな
3
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詠み人知らず
受驗の神樣が今年も降らせたリスニング流れる外は雪
3
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詠み人知らず
また咲きてひともと紅差す寒椿冬の小さな樂しみひとつ
20
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詠み人知らず
朝の日の菰より洩るる寒牡丹ひかり潤みて人恋ふまなざし
20
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へし切
嬉しやな吾の好みを気にかけて義娘の作る亡き妻の味
35
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舞
風邪引けば背をさすり来る妻の手の「大丈夫か」と言葉は無くも
18
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秋日好
雲よりも月が近い筈はない遮る雲に背景の雲
17
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inosann
興津川に潮のぼりきて小波の夕陽に暫くきらめき放つ
27
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詠み人知らず
まどろめる横顔みつめ膝を抱く 素肌に彼シャツちょっと寒い
11
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詠み人知らず
骨露は 褥瘡、見るも痛々し 昏々と眠る祖母は關せず
16
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灰色猫
そんなにも哀しい歌をリズム良く笑顔で歌う貴方を愛す
22
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灰色猫
二十五時星屑たちが夢を見る時刻に君を想って眠る
22
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灰色猫
例えばね君の未来の予想図に私がなくともねえ愛してね
19
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灰色猫
翼なら持っているのに飛べなくて敗れた夢の浅瀬に嘆く
25
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夢士
新年の満月煌と輝きて新たな治政見守り往かむ
18
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リクシアナ
ため息も氷の文字をむすぶ朝白い憂鬱がさらさら落ちる
27
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沙久
どんな目に遭っても生きていきます、と 宣誓した手をもう下ろさない
23
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林林
満月がみるみるうちに潤んでね光の雫この手にぽつり
36
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藍子
家事が下手そんな私の手料理を待っててくれる子の有り難さ
14
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秋日好
お鏡の上にあるのが似合うよな蜜柑を君が食べようとする
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