南 骸骨のお気に入りの歌一覧
花好きの歌詠み
恋ひしぬはうつつのものともおぼえぬになきやあらじと思ひそめてき
2
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みやた〜
ガラス棒ひとまわしして乳色のねむたき夏の終わりのカルピス
6
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詠み人知らず
道祖神ぐるりと囲む曼珠沙華今年は花が少し遅くて
10
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糸
きりきりとないているのはきりぎりす みみをふさいでいるのは僕だ
7
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遠井 海
単純に見えてあたしは多面体 何でもわかったつもりになるな
14
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きたの小町
秋色を その身にまとひ 出仕する 君を見上げし ながつきの朝
3
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市川ありさ
地球ごと落下していく夕暮れの車道のわきの血と肉と骨
3
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卯月
歌声は広がっていく深海の底から空へ星の彼方へ
4
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恣翁
村雨の無かりしごとく虹懸かり 村夕映えに染まれるばかり
18
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葉月きらら☆
あきらめを覚えた朝のプレゼント雲ひとつない澄んだ青空
16
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まるえふ
近ごろの僕は整然とし過ぎてなにか冷めてて面白くない
3
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遠井 海
世の中に未知のゾーンが多すぎて例えば女装子専門店とか
5
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桜園
小さきことに心とらわれ悩む身に今宵のスピカ我にまぶしき
14
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真山千展
敬称を外すことから始めよう君はあだ名にもつけている
1
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恣翁
風船の凋みゆくがに 衰ふる我が国勢に 危機感の増す
19
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恣翁
君愛でし曲を 旅籠に聞きしより 尽きぬ思ひの月時雨かな
26
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紫草
あぁやはりお前がいないと思う夜終生猫は飼わぬと決める
38
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芳立
あさぎぬのきそに咲きにし山吹のおぼえてあまる海ぞまばゆき
10
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りも
秋を好く君の気持ちを分かぬままあきは来にけり熱も冷めゆき
2
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希
胸の奥深くの森にきみが飼うやさしいけものが動き出すとき
4
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