大獏のお気に入りの歌一覧
聴雨
夜に果てし熱き血潮をさます如今ひとたびの冷たき雨に
9
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紫苑
いくたびの驟雨か澱の流されて地表に映る咎びとのかほ
13
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緋色
思い出の在り方として寂しさが真ん中にいる それが僕かも
13
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緋色
雨音があなたの曲のように降り 僕に世界にあなたは還る
19
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緋色
自販機の明かりの下でなんとなく家出のわけを考える夏
12
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緋色
指先に寂しさだけが集まってあなたの夜を穢してしまう
24
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緋色
遮断機が言葉を奪うその前に、ただの温度になってしまおう
21
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緋色
押し花の香りを確かめただけです。どうぞあなたはお眠りなさい。
9
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緋色
つぐないの雨を降らせる人を見た 綺麗な花が咲きますように
28
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緋色
花びらですか?銃弾ですか?もしや、これが恋ってものなんですか?
10
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緋色
ヤモリよりヤモリのことを知っているような気になるガラス戸の前
14
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たんぽぽすずめ。
出掛けたら瞳に残る風景の土産を歌に変える楽しさ
36
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聴雨
週末のそぼ降る雨の夜に酔ふ切子グラスの酒にあなたに
14
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たんぽぽすずめ。
水兵が列成すように吹く笛で夏の名残りを癒す朝顔
19
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あき
刈り入れを済ませた広い田圃には巨大マシマロごろり転がる
13
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悠々
高潮が來るぞの悲鳴より迅く魔物は村をひとのみにせり
18
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浅草大将
錦なす秋野をふかく薫き込めて霧こそけぶれなな草の香に
19
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白亜
月影のヴェール纏ふて会ひにゆきたし ただ君のかをりに抱かれんがため
7
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ゆみうさ
うす雲のむこうの月はこうこうと呼びあう恋をさみしく照らす
12
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浅草大将
をみなへし尋ねさ迷ふすすき野に我を招くはただ枯れ尾花
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