詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
星々に 名もなき太古の 昔から 死者へ手向けた 涙と花束
36
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詠み人知らず
焼きを入れ鍛えて鉄は鋼になる 人間は鉄 容易に錆びる
27
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ながさき
子を想い 友を愛する 優しさが 心に響く うたのわ歌人
29
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桐生賄
添えられた 子からの手紙 そっと開け そっと涙す 「ありがとう」って
18
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炭酸水
上衣脱ぎ駆け出す子らの靴底から冬の欠片が飛び散りぬ
17
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月虹
液晶に吸い込まれそうな子供たち世界はそんなに狭くはないよ
65
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恣翁
春風よ 梅だにあるを 同胞ゆ 戦の塵を吹き飛ばさなも
27
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秋日好
君以外知らなかった街なのに今日は誰もが優しい気がした
18
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守乃みさと.
水田を渡る風なら変わらずに入ってきます 君といた窓
26
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詠み人知らず
雑草と雑木で埋まる中洲から 命の音が ばきばき聞こえ
13
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葱りんと
夕食後 家族麻雀 ひと勝負 面子足りるよ 産んだかいあり
14
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桐生賄
さようなら 役目を終えた体操着 三十年の歴史に幕が
16
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恣翁
復興の未だしきに 歌詠む気せで 鎮魂の日ぞ 徒過ぎにける
22
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夏野この葉
絶望がふらりと横にやってきて またかと思い ふわり微笑む
8
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灰色猫
いい匂い 君の黒髪 美しく 春をはらんだ 風に吹かれる
41
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へし切
鎮魂のともし火 哀し 被災地の帰らぬ日々を 想ふ今日の日
28
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夢士
鎮魂の歌よみ思ふこの時を忘ることなく明日を生きぬ
23
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nifu
何気ない話のふりで聞かないでくれる優しさ気付いてました
3
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千映
お一人様「五品でお願い」震災の次の日雪舞うスーパーの列
14
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月虹
まだ明けぬ夜の向こうを思うとき我らは歌を希望に変える
65
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