詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
大声で歌いたいから閉め切って扇風機の音仲間に入れる
10
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コタロー
眞白な壁とシーツと枕から眺める窓に映る緑葉
11
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コタロー
病床で不意に起こりしこの氣持ち花びらちぎり占つてみる
10
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朝野沙耶
月歪み淡く照すは曉の渡良瀬川に搖蕩ふ酸葉
15
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KEN
夕づく陽韓藍に射し觀世音笑みはやはらか清澤の夏
18
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秋日好
暮れ方はやはり苦手だ人生で成さぬことのみ浮き彫りにする
23
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舞
通学のはしゃぐ子どもの声の無くやや淋しげなこの朝餉かな
13
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へし切
君なくてならす扇のわびしかり風のゆくへに偲ぶ面影
24
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千映
暑さにも負けないあなたの饒舌に涼しさの中吾舌を巻く
9
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横井 信
涼しいと思えば虫の音聞こえてる雲多き夜の街灯の下
7
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横井 信
草いきれ香り立つ道 駆け抜けて水を飲み干す少年の汗
17
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横井 信
風の無い駅のホームで日差し浴び剥がれ落ちてく爽やかな朝
11
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只野ハル
忘却は脳自らがアクセスを遮断すべきとジャッジする事
12
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夢士
昇り来る月よ汝は明日もまた吾庵の屋根照らしくるるや
17
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石川順一
締切が罠に成るとは知りながら投稿などは止められぬもの
14
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幸子
伝えたい思いを音に込められるでこぼこだけど生きてきた証
14
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ひよこ豆
夏の田の真っすぐ伸びた稲青く 風に波打ち秋待ち望む
15
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幸子
帰り路の駅にきらめく本屋さん期待の新刊ずらり並べて
15
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滝川昌之
杭を打つ建設現場の轟音は遠い昭和に聞く蝉しぐれ
20
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詠み人知らず
年齢に逆らう脳の癖がある無駄と知りつつ意地で生きてく
15
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