ななかまどのお気に入りの歌一覧
しきしま
花の色持たざる風の侘しくて梅の香をだに我がものと吹く
12
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へし切
澄みわたる 三月の空を見上げては 託せる夢のもてぬ吾はも
16
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草木藍
寒戻る弥生の空は夕暮れて二つの星は明るさ競う
12
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普徳亭大崇
初雛や 嬉し恥ずかし 娘子の 頬の色も 桃の節句
5
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滝川昌之
壇上の花瓶の桜はまだ蕾 卒業生とともに咲かんと
16
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トウジさん
二年ぶり君の名聞いて時おもう益荒男だった送る言葉に
7
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トウジさん
生も死もディエヌエーならあるがまま明日はオオカミ明日はドラキュラ
3
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うすべに
まぼろしの少女の髪に桃の花 ぼんぼり照らす過ぎた年月
9
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飛和
綿あめを作るみたいに神様は春の空気をやわらかく編む
9
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飛和
離れれば光も過去の残像できみは数多の星座のひとつ
7
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飛和
春嵐だったのだろうパーティーの終わった部屋に散らばるひかり
5
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杜鵑草
見ずや君 眞の春の來にけらし 雪消のみづの清ければこそ
10
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横井 信
若葉踏み気温のゆるむ三月の朝の大地に響く足音
12
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茂作
紅白の梅に杏子の咲き交じり 春を喜ぶ人の連れだち
16
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恣翁
最後まで 林檎の皮を 器用にし 剥きつる君の長き指はも
17
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舞
飛行機の 曳く雲の果て 手伸ばして 掴まんとした 少年の頃
12
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虹岡思惟造
街路樹のもふもふ尻尾気になってスマホに問えば辛夷の花芽
11
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なりあきら
朝靄に 一羽の鷺が 消えてゆく 夢の奥へと いざなうように
6
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しきしま
我が惜しむ思ひを汲みて天つ風月返さむと吹きにけるかな
7
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へし切
春霞 よそに三月の空 おぼろ 涙にかすむ 君が面影
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