野々花のお気に入りの歌一覧
守乃みさと.
ダメだって諦めろって言うのかよ秋風月の夕暮れ迫る
15
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なつを
時を経てますます募る 父母に会いたい泣きたい幼子のように
11
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片井俊二
高層のビルの端より生まれきて去りゆく雲は夏をつれゆく
8
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洩矢転石
踏み切りを電車が通り風が立つなにかを言ってきみは笑った
18
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まぽりん
君待つと戸の開きつる音すなり厨を出でて迎へにゆかむ
21
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ぎんこ
はつ秋の 毛豆ゆであげ燗酒をお酌したいが 待ち人遠くて
7
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詠み人知らず
太陽を追いかけ走る超特急 勝てなくていい でも負けないで
10
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矢車菊
あしたから君に会えなくなることの実感さえも湧かぬさびしさ
9
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矢車菊
あの夏に何か忘れてきたやうで思い出せない 蒼穹の月
15
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矢車菊
やさしくてけだるいようで目を閉じる夏のおわりのつくつくぼうし
16
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矢車菊
いいことを数えて生きていくために人差し指はあるのね、きっと
10
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ミツ子
その手からもらったものが多すぎて途方にくれて泣いていました
6
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夢士
耳で音スマホ片手に目でゲーム人の形成「読む聴く話す」
10
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ことぶき
部屋の中 化石みたいに眠っている あなたの跡を見ないふりする
6
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只野ハル
取り敢えずそれなりに今日やり過ごし何となくまたビール呑む夜
9
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只野ハル
手と足の伸びた爪見てまだ切らぬその内にすると思うこと増え
13
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むくり
金曜の 夜の悲しさ 満ち足りぬ こころ見つめる われひとりにて
10
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へし切
病床に老いし母の手を取れば温いと笑みて子を見やる目に
30
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恣翁
果てしなく 放物線を描きつつ 時空のうちを 意識落ちゆく
19
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ちはにゃん
炭酸が抜けてくようにきみのことどうでもよくなってゆく夏
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