野々花のお気に入りの歌一覧
ながさき
法性の 大地の上を 転ぐりゆく 生死生死と 常に楽しく
15
もっと見る
詠み人知らず
駅裏の路地へ入れば田んぼあり 気づかなかった 風吹き抜ける
22
もっと見る
新座の迷い人
若いから 恋歌詠みて 当然よ昔は我も ガールハントす
12
もっと見る
夢士
長月に入りて雨降り空低し草の根に鳴く虫の音しきり
14
もっと見る
矢車菊
新学期今年最後の制服は夏のあいだに短くなった
17
もっと見る
舞
ゆく夏の祭り仕舞いの夜は更けて帰る浴衣に鈴虫の声
13
もっと見る
由縁
はつ恋といふ名にひかれ植木買い 色あせ枯らす不器用な手が
10
もっと見る
へし切
かたくなに心閉ざせば聞こえない平和を願う民の声など
19
もっと見る
うみ
面影を思い出せない爺ちゃんの鮎釣りの竿抱きしめて寝る
11
もっと見る
詠み人知らず
雨上がりさっぱりしたねビルたちは 人を吐き出し すこし涼しい
14
もっと見る
詠み人知らず
6車線 国道跨ぐ陸橋の 上から見える 夕陽は近い
15
もっと見る
詠み人知らず
幾つかの鳥居をくぐり柏手を 祈りて打ちて シールを口に
10
もっと見る
己利善慮鬼
あの空に置いてけぼりの赤とんぼやっと貴方に会いに来れたよ
9
もっと見る
へし切
死ぬほどに辛いと思うことならばがんばらないで逃げてもいいよ
29
もっと見る
まぽりん
万なる言の葉うつす水茎の草かな文字を歌のしるべに
25
もっと見る
秋日好
柔らかい秋の日差しに映えるもの青紫のルリタマアザミ
18
もっと見る
富鴨
口先で世界平和を唱えても君ひとりさえ守れずにいる
10
もっと見る
村上 喬
もう二度と逢わない約束サイダーの無色の泡が弾ける八月
19
もっと見る
コーヤ
女郎花深い思いを黄に染めて野風に揺れて君を待つらむ
19
もっと見る
矢車菊
遠い音が澄んで聞こえてくるようで息吸い込めばもう秋ですね
13
もっと見る
[1]
<<
318
|
319
|
320
|
321
|
322
|
323
|
324
|
325
|
326
|
327
|
328
>>
[328]